本田圭祐の勇気

先日のミランVSローマ戦。本田はディフェンスのカバーにおくれピンチを迎えてカカが本田に激しく怒りをぶつけた。本田のミスの様でそれは仕方ないようだが、凄いのはその後。本田に全く関係の無いサイドでフリーキックを見方が得た時。本田はボールを小走りで取りに行く。そしてフリーキックの場所に向うのだが当然カカがボールをよこせと詰め寄る。だがいっこうに渡そうとしない。

 本来あれは完全にカカにフリーキックの権利がある。ましてやそれ以前に不味いプレーをした後であり、カカはバロンドールも受賞したチームのエース。あのようにそのカカにボールをよこせとつめよられ最後までわたそうとしなかった本田の勇気は物凄いと思った。
 結局、(本田が)ボールをおいてフリーキックしようとしていた時にカカが先にけったのだが。

サーカー解説者の都並さんも言っておられたが、あんなことできる日本人プレーヤーは100万人に一人というくらい勇気がいることらしい。あのプレーには賛否両論あるのかもしれないが(本来カカのボール)あんなことができる本田だからこそ、あそこまでの選手になれたのだと本当に私は感心しました。

 本田は現実に日本人プレーヤーとして、その名を永久にサッカー界に残す偉大なプレーヤーになれるのではないかとこの出来事をみてそう感じました。

中田英寿と本田圭祐。私にはこの二人が少しかぶって見えます。

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